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IWCのトゥールビヨンがひと味違う存在感を主張

今夏の新作として発表した“IWCポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー”では、同社初となるセンタートゥールビヨンを搭載。トゥールビヨンは時分針の配置を確保するために文字盤の6時位置などにキャリッジを配置するのが一般的だが、このモデルでは文字盤の中央にトゥールビヨンキャリッジを配置。外周から中央に向けて傾斜を付けたボウル状立体構造の文字盤がトゥールビヨンに視線を誘導し、トゥールビヨンの魅力を最大限に際立たせている。

トゥールビヨンは機構自体が複雑なため、搭載する際は専用スペースが必要となる。時分針を文字盤中央に配置するために、3時、6時、9時などにトゥールビヨンを配置するのが一般的なのだが、このセンタートゥールビヨンは、トゥールビヨンの周囲に針型の突起を持つ2層の回転リングを設置した特殊な構造により時間を表示。視認性を損なうことなく、トゥールビヨンを文字盤中央に配置する独創的なデザインを実現している。

IWC 2022新作 ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン IW504504

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン
Ref:IW504504
ケース径:45.0mm
ケース厚:15.3mm
ケース素材:18K Armor Gold®
防水性:3気圧
ストラップ:ブルーカーフレザー
ムーブメント:自動巻き、Cal.51950、毎時19,800振動、日付・曜日・月・4桁西暦・永久ムーンフェイズ表示のパーペチュアルカレンダー、フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、7日間(168時間)パワーリザーブ
仕様:シースルーバック

12時にトゥールビヨンを設定するために6時の月表示ディスクの先送りリングを切り抜き、そこにムーンフェイズを設置した「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン」。9時には曜日表示、8時に4桁表記の西暦、3時には日付と7日間(168時間)パワーリザーブが表示される自社ムーブメントの自動巻きCal.51950搭載。当キャリバーのトゥールビヨン・キャリッジは82個の部品で構成され、その重さはわずか0.635グラム。永久カレンダーは各月の日数の違いを自動的に判別するだけではなく、4年に1度、2月末日に1日を追加する機械式プログラムが設定されている。ブランド時計 コピー18K Armor Gold®ケースのブティック限定品とプラチナケースの2モデルが用意され、いずれも世界限定50本となる。