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ロレックス エクスプローラー 完全コレクターズガイド

"ロレックスが誇る万能モデルの歴史を解き明かす。

ヒマラヤ登頂のために誕生したエクスプローラーは、サブマリーナーやターノグラフと同じ1953年に登場した。この年は、ロレックスにとっても、時計業界全般にとっても、重要な年であったと言っていい。この年、ロレックスが将来的に目指すべき時計会社、現在のスポーツウォッチのジャンル、そしてロレックスを頂点とする時計収集のピラミッドを形成したのだ。

ロレックスコピー オイスターパーペチュアル エクスプローラーII 16570メンズ 自動巻き ホワイト 偽物

タイプ 新品 メンズ
型番 16570
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
文字盤色 ホワイト
ケースサイズ 40.0mm
ブレス内径
【測り方】 約18.0cm
機能 デイト表示
2タイム表示
付属品 内 外箱
ギャランティー

エクスプローラーは、多くの人が理想とする “1本だけ選ぶとしたら、これだ”を体現した時計だ。その単純明快さとクラシックなデザインは、遠くの山頂だけでなく、どこにでも連れて行くことを可能とした。特にRef.1016は、1960年から1989年までの29年間に渡って製造された、ヴィンテージの殿堂入りモデルだ。控えめな36mm径のケース、ノンデイトのシンプルさ、ミラーダイヤルであれマットであれ、鮮明なブラックダイヤルは、人を引きつけるスポーツロレックスであり、いわゆる非合理な熱狂の対極にあるロレックスでもある。まさに、知る人ぞ知るロレックスだ。

オークションでは、状態がまずまずなエクスプローラーがそれなりの金額で取引されるが、サブマリーナーやデイトナほど高騰することはない。実際、エクスプローラーのオークションでの記録をネットで検索すると、3-6-9の文字盤を持つエクスプローラーダイヤルのサブマリーナーの検索結果の方が多く出てくるくらいだ。エクスプローラーは、69年前に発売されたロレックスのプロフェッショナルモデルとしては、地味な時計である。しかし、イアン・フレミングが愛用していたロレックスであり、ジェームズ・ボンドが身につけるものとして彼が検討していたであろう時計でもある。

今日、エクスプローラーは、現代のロレックスのスポーツウォッチのラインナップでは異端児のような存在だ。そのコンパクトなサイズは、2010年にRef.214270で一時的に39mmに拡大されたような回り道を経ながらも、誕生当時のミッドセンチュリーデザインを踏襲している。それ以来、エクスプローラーは36mmのサイズに戻ったが、ツートンカラーのケースとブレスレットという予想外の変化球もコレクターに与えられた。ロレックスのプロフェッショナルモデルのなかで、最も小さく、シンプルで、一貫性のあるエクスプローラーは、我々を驚かせるために存在しているわけではないだろうが、思いがけずそれが実現したときの効果は絶大だ。

この記事では、可能な限り克明に各リファレンスの製造年月日を記載した。しかし、裏蓋の内側に記載されている数字が、ケース製造時期を示していることを理解することが重要だ。多くの場合、時計は1年後まで組み立てられず、その後、何年も経ってから販売されることもあったからだ。70年代半ば、ロレックスは時計の裏蓋にケース製造日付を記載することをやめた。ラグのあいだに記載されているシリアルナンバーが、製造時期を知る最良の方法だが、これは科学的というには不正確な方法でもある。


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